長男の卒園
3月31日、今日で長男の保育園生活が終わります。
1年間色々ありましたが、頑張って通ってくれました。
ちょっと思い出を振り返えらせてください。
入園はバタバタと
2019年4月、当時2歳だった長男が保育園に通うことになりました。
2次募集で保育園が決まったので慌ただしい入園でした。
小規模保育園で園児は20名ほどでしたが、集団が苦手な長男は初日からガチガチでした。
私は切迫早産で自宅安静だったため、入園式は夫のみの参加でした。
多くの親子が経験することだと思いますが、登園イヤイヤには随分悩まされました。
安静で運転のできない私にかわり、夫が時短勤務にしてくれて、朝夕の送迎をしてくれました。
ギャン泣きの長男を無理やり車に乗せ、出発する夫を見送るのは辛かったです(夫はもっと辛かったと思います)。
それでも、環境に慣れてくると少しずつ「今日は〇〇したよ〜」という話を長男がしてくれるようになりました。
次男出産でぶり返した登園拒否
夏に次男を出産したので、長男は家庭環境の変化も経験しました。
産後、「ママとお家にいたい」と登園イヤイヤがぶり返し、車に乗せようとすると激しく抵抗するようになりました。
本当にギャン泣き、大暴れでこんな長男を見たのは初めてでした。
私は、「ママが弟をかまうから寂しい」という愛情不足が原因で長男が登園拒否をしはじめたのだと思いました。
長男優先で動いているつもりですが、どうしても次男のお世話をしないといけないタイミングはあります。
それでも、生まれたばかりの次男を泣かせたままで、長男の相手をすることもよくありました。
泣いている赤ちゃんを待たせてまで優先しているのにどうしてわがまま言うの?
そんなに私の愛情ってつたわっていないの?と、とてもつらい気持ちでした。
本当に辛くて泣きながら保育園に電話した日もありました。
保育園の先生は、私の気持ちを汲みながらいろいろとアドバイスをくださいました。
そしてなにより、夫が素敵な助言をしてくれたのです。
「長男が保育園行きたくないのは、ママの愛情不足じゃないと思うよ。ママが大好きだから、元気になったママと本当に遊びたいだけなんだよ、きっと。」
この言葉をもらうまで、「こんなに頑張って愛情を伝えようとしているのに、全然伝わってないんだ…」とつらい気持ちだったので
「ママが大好きだから行きたくない」という考え方は、私を救ってくれました。
こんなに行きたくないって思うくらい、私のことが好きなんだ、と思えたことで登園イヤイヤに対する感情も変わりました。
2週間ほど続きましたが、その後は嫌がることなく行ってくれるようになりました。
(いろいろ試行錯誤しましたよ〜😭)
イベントのたびに成長を感じる
参観日や運動会など、何度かイベントがありました。
その度に、びっくりするほど成長していて、毎回号泣でした。
なわとび、てつぼう、線に沿ってハサミで切る…etc.
2歳ってこんなにいろんなことができるんだ!と驚きました。
家では体験させてあげないだろうな、ということも多くありました。
1番すごいな、と思ったのは「練習してできるようになる」という能力を身につけたことです。
これまでは、「やってみてできることしかやらない」感じだったのですが、「できなくても練習すればできるようになる」ということを知り、意識がかわったようでした。
(もちろん、いつもそんなストイックに取り組めるわけではないですが)
保育園で、根気よくいろんな練習をさせてくださったおかげだとおもいます。
感謝の気持ちでいっぱい
保育園で長男は本当にたくさんのことを学んだようです。
つらいこともあったようですが、先生方のサポートで乗り越えて1年間、無事に通いきることができました。
色々と対応してくださった園のみなさんには、感謝の気持ちでいっぱいです。
明日から、毎日顔を合わせていた先生やお友達と会えなくなると思うと(息子よりも私のほうが)寂しくてたまりません。
しばらく感傷に浸ってしまいそうです。
自分の知らないところ、見ていないところで頑張る長男の姿には本当にびっくりしました。
頼もしく嬉しい反面、自分の知らない息子が増えていくことに寂しさも感じました。
いろいろな経験をさせてくれた保育園。
本当に本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
4月から長男は幼稚園に行くことになっています。
新しい環境は、また慣れるまで大変だと思いますが、「保育園頑張れたから大丈夫!」という、先生の力強い言葉を胸に親子ともども頑張るつもりです。
この春、環境が変わるご家庭も多いことかと思います。
コロナで世の中もいつもと違って慌ただしくなっています。
大変なこともたくさんあると思いますが、少しでも笑顔が増えるよう頑張っていきたいものですね。
令和元年度、皆様お疲れ様でした。
令和2年度がステキな1年になりますように。
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