子どもの嘘への対応
まずは成長を喜ぼう
大切なお子さんの「嘘」
胸が締め付けられますよね
この前まであんなに素直だったのに…
驚きと悲しさ
自分の子育てが間違っていたのか?
という不安
このまま嘘つき、悪い子になるのでは
という心配
心のざわざわが止まらないと思います
でも「嘘がつける」なんてすごい!
嘘をつくって、脳にとって結構高度なことなんです
事実を口にするわけではないので
ある程度の「想像力」が育っているということ!
/
嘘がつけるくらい
成長したのね~
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と、まずはポジティブに受け止めましょう♪
【重要】まずポジティブ!
なぜかというと
嘘をつかれた→ガガーン!なんで!どうして!
という感情的なままお子さんに接すると
必要以上に怒ったり、責めたりしてしまうから
そうすると、お子さんは心を閉ざしてしまいます
ママは私のことわかってくれない
話しても無駄だ
ウソがばれたから怒られたんだ
次はもっと上手に嘘をつこう
と、よくない方向に・・・
なので、まずは成長を喜んで
クールダウンしましょう!
そして、冷静に対応していきます
対応は3ステップ
①話をきく
②嘘がいけない理由を話す
③ママの気持ちを伝える
①話を聞く
「なんで嘘ついたの!」
「嘘がいけないってわからないの⁉」
なんて聞き方はしないでください
話を聞くときのポイント
□落ち着いた場所
□優しい雰囲気、優しい声
□寄り添う態度
この3つのポイントを意識しながら
お子さんの話を聞きましょう
「なにがあったの?」
「どうしてそう言おうと思ったの?」
「どうしたかったの?」
嘘をついた理由をお子さん自身が
理解していない場合もあります
どんな風に感じていたかなど
嘘をついた理由よりも
その時のお子さんの気持ち
をすくいあげてください
②嘘がいけない理由を話す
「嘘は悪いことだからダメ!」
というような抽象的な理由はNG
なんで嘘がダメなのか
そこを理解できないと
怒られるからだめ
という認識になる可能性があります
そうなると
怒られなければOK
つまり、ばれなければいい
という考えになることも・・・
□嘘をつくと信用されなくなる
□嘘のせいで困る人がいる
□嘘で傷つく人がいる
など、嘘がダメな具体的な理由を
優しく伝えていきましょう
ただし、1度言ったからといって
伝わる、腑に落ちるとは限りません
嘘をつくたびに何度も優しく伝えていくことで
お子さんの中に積もった言葉が
腑に落ちるときが来ます
気長に付き合っていきましょう
絵本などを活用するのもおすすめです^^
子どものころに読んでもらった
オオカミと羊飼い、覚えている方多いのではないでしょうか?
③ママの気持ちを伝える
「嘘をつく子なんて嫌い!」
「次嘘ついたらしらないからね!」
といった強すぎる感情をぶつけてはいけません
嘘をつかれてママは悲しかったよ
〇ちゃんの言うことを信じてたよ
という嘘をつかれたことに対する
気持ちをやさしく伝えてみましょう
〇ちゃんのこと信じているよ
正直に話してくれたら嬉しいな
といった嘘をつかないことに対する
気持ちを伝えるのも◎です
ただし、プレッシャーをかけるような
言い方にならないよう気をつけましょう
そして、ママ自身もお子さんに対して
嘘をつかないようにしてくださいね
ママやパパはお手本になるべき存在です
嘘をつく姿を見せながら
「嘘はダメだよ」では説得力がありません
さらに・・・
嘘をついたらママは悲しい
ママが嘘をつくってことは私のこと大切じゃない?
というような思考になるお子さんも!
家族みんなで
「正直に話す」
ということを心がけていきましょう♪
親子関係がよくなる
お子さんが嘘をついたとき
ママやパパが真摯に、誠実に
対応することで
□ママやパパは理解しようとしてくれている
□自分のことを大切に思ってくれている
□ちゃんと聞いてくれる、教えてくれる
と、ママやパパからの愛情を
お子さんにしっかりと届けてあげることができます
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嘘をつかなくなることはもちろんですが
お子さんが自分を愛せるようになります(自己肯定できる)
ママやパパのこと信頼できる、頼れる存在だと感じます
困ったときにママやパパに素直に
「助けて」といえる関係はとても大切です
その基礎を作ることができます
ぜひ、感情的にならず
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